12/30 2022年もありがとうございました!/今年のまとめ

2022年もお話を読んでいただいたり、本を手に取っていただいたり、またTwitterなどで遊んでいただき、ありがとうございます!
FF14 6.0をやっと下半期にクリアしたじゅじゅです(ボロッボロに泣きながらプレイしました~~いい話だった…!)
あまり沢山活動はできていないのですが、2022年の総まとめをしておこうかなと思います。
今年の更新物・発行物の情報を以下につづってまいります。

■2月
【再録】二人でお茶を(サイトpixiv)
付き合って10年が経った同居2*4のお話を2/4の日にweb再録しました。フリオニールは目に見えるところに家族の写真を飾るだろうけど、じゃあセシルはどうだろう、ということをずっと考えていました。セシル・ハーヴィという人は痛みも傷も丸ごと自分の中に抱え込んで、慈しんでいるようなイメージがずっとあって。そしてフリオは、自分の立ち入るべきではない部屋がセシルの心の中にあるのを知っていて、でもその扉の前で「もしよければ、話して気が楽になるのなら話してほしい」という事を言える人だよなとずっと思っています。

俺たちは/僕たちは目にも止まらぬ速さでどうしようもなく恋をした(サンプル/booth) 発行
白昼夢の夜 不眠の昼辺(サンプル/booth)発行
DFFOO 24本は憧れだったレインボーPP、光フレ本はレインボーペーパーにマットPPというキラキラづくしの本をTMで発行できて満足…!
DFFOOの世界の24はきっとDFFの二人とはまた違う二人なのは間違いないのだけれど、それでもかつてあった世界の二人の思い出とかを引き継いでくれていたらいいな、という出来心から書き始めました。きっかけは別の世界の記憶であっても、記憶ゆえにお互いを好いているわけじゃない、というのを書けていたらいいなと思っています。
光フレ本は(あとがきにも書いたのですが)、前作でめちゃくちゃ個人的にスケベな気持ちをこめて二人に踊ってもらったのですが、もう少し踏み込んで「光フレの(個人的に)エロスを感じるところ」を書きたい!という思いから、最後のお話をつくりました。死は眠りの兄弟、という言葉は光フレのためにある言葉だといつも思います。大好きなNPCのティスタ・バイちゃんと影身ちゃんのおしゃべりもかけて超満足…!

【再録】心臓ほんとうをあげる(サイト/pixiv
2021年に発行したカイセシ本をweb再録しました。兵学校時代の二人について書くのが好きで、多分それは、お互いがまだお互いのためだけに生きることが出来た時代だったからじゃないかなと時々思います。好きな二人の初々しい姿を思うとめっちゃご飯食べれる…!

■3月
寝もと吾は思う、汝は(pixiv)
手放すのが苦手で、ずっとだらだらと書いている主完のお話。前戯パート。もう少しだけ続くんじゃ、というところで終わっています。
なまじ性格を知っているため、お互いに「優しいから付き合ってくれているだけじゃないのか」と思って踏み込めない二人について考えるのが好きなのですが、来年は完成させて記念に少しだけ物理で本を出したい…!

■4月
レット・イット・スノー(サイト/pixiv
アルトアレールにもらったある楽譜を弾けなかった、ピアノマスターになったヒカセンの話(蒼天街復興のイベント内容に触れる箇所あり)。
「ただ死者のみが見る」を聞いた時に、当然ながら蒼天街で弾いた曲に似ているし、アルトアレールが作った曲だったりして、と妄想をかなり逞しくして書いた話です。

■6月
VOLTAGE(サンプル/booth
繁忙期を乗り切るため、誰が差し入れたか分からないバッカスの酒 満量処方の強壮剤を飲んでしまったカインとセシルが、うっかり朝から盛り上がってしまう話。一度くらいアホエロをちゃんと(???)書きたい…!という気持ちで出したスケベブック。装丁は銀箔紙でギラッギラにできて大変に満足…!

真夏の砂都に銀の雪(サイト/pixiv)
TM20無配/猛暑のウルダハをフレイくんとヒカセンがそぞろ歩き(暗黒50クエちょいネタバレあります)するお話。
「雲霧街の夜霧」のオルゴールが再販されることにテンションが上がって、「フレイくんスノードームに閉じ込めたい~~」という気持ちで書きました。
ウルダハの街中の風景が好きで、あの街を二人にぶらぶらしてもらいたいなと思っていたので、書けてよかった…!

また、6月のTMではお誘いいただいた、シグバルアンソロ『Avec toi』も発行されて、たっくさんの愛が込められたシグバルを読めて、超幸せ&昔から好きなCPの話を書かせていただけてとっても光栄でした…!シグバルはいいぞ…!

前半戦ここまで、残りはまた明日更新します~
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■7月
【再録】あずけた心の在りかは(サイト/pixiv
「心臓をあげる」に収録した、カイセシの続きです。少年時代のことなんで忘れてしまっていると思ったのに、唐突に昔の出来事を覚えているかと尋ねられて動揺するセシルのお話です。雨の時期ってじめじめしているし、気持ちも塞ぐけれど、すごろくの「一回休め」のマスのように身を休めることも許される季節なのではないか、と思いながら、つかの間安らいだり甘えたりする二人を書いていました。

まどろみの街で(サイト/pixiv
本編終了後、執務でお疲れ気味の若をブレイダブリクの市街に連れ出すシグルドのお話。ローマの休日ならぬ大統領の休日が書きたい~という一心で書きました。暑い国のお昼休みの、街に人がいない感じが好きでして、誰も見ていない時間だから成り立つ、ちょっとした息抜きを描きたいなと思いました。
若は度量もあり、思慮もあり、為政者に向いている人だと思うのだけれど、机に長時間座って考えるよりやっぱり「足で稼ぐ」タイプだと思うし、王政に幕を下ろし、残りは民自身が国を作っていく時代の到来を告げた彼に表舞台に留まるべきだといったシグが彼を支える姿も書いてみたかったのでした。

■10月
【再録】優しくほしぞ、ふりしきる(pixiv
守護天節で盛り上がるキャンプドライボーンをたまたま訪れた、40クエ後のフレイくんと光の戦士の話。※50クエの内容に触れる箇所があります
以前発行した暗黒騎士クエスト本に収録していたお話です。
メキシコの「死者の日」の風景が好きで、ウルダハだったらそういう守護天節の楽しみ方をしているかもしれないな、という妄想から書き始めたお話です。推しカプにはなぜか一緒に踊ってほしいな、という気持ちが強くて、まるで昔からの友人のように見えるフレイくんと光の戦士が踊ったなら、それはとてもとても息が合ったステップになるはずだ、と信じています。

■11月
シュガー・スウィート・ナイトメア(サイト/pixiv
※セイブ・ザ・クイーン最後までのネタバレがあります。ガンゴッシュを去った後、夢でミーシィヤと再会するミコトの話。
やっと!!やっと書けたミーミコ。ムーンブリダ先輩が大好きなミコトが、ミーシィヤさんに惹かれないはずがないとずっと思っていました。
ジンバのミコトを、双子の姉も、人の中で生きていけるようにしてくれた先輩も、そして戦場で出会ったミーシィヤもミコトを置いて行ってしまう。いつもミコトは残される側であるけれど、彼女の中には(わからないけれど)姉も、優しくしてくれた先輩も、ひと時共に時間を過ごしたミーシィヤもその時の姿のまま、取り込まれているのではないだろうかと思って書きました。
ハッピ~現パロ時空なミーミコ(ムーンブリダ先輩の結婚で荒れに荒れて酔っぱらったスクールカウンセラーのミコトと行きがかり上ワンナイトしてしまった、同僚の歴史教師のミーシィヤが、特にめぼしい相手もいないのなら何となくお試しで付き合ってみませんか?と提案され、どうせ飽きられてフェードアウトするだろうと思い、成り行きで承諾したところ、思いのほか恋人ごっこが板についてしまった)みたいな話を来年は書きたい…!

そんな感じの2022年でした~!
来年は楽しくオタクが続けられるよう、体力をつけてがんばろう…!と思っています。引き続きサステナブルなオタ活が目標…!!
ぜひお付き合いいただけたら嬉しいです!皆さまもよいお年をお迎えください!